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看板犬アイタとソーダブレッド

ご報告

6月1日のブログで看板犬アイタ/Aitaの事をupしましたが、残念ながら去る6月9日朝、アイタは天に召されました。

6月7日日曜日

アイタの事を心配して友人が我が家に遊びに来てくれて、嬉しそうにお土産のケーキのクリームをアイタの全粒粉マフィンにつけて、美味しそうに食べる。

嬉しそうにもっともっとと食べるアイタの姿は、久しぶりで涙が出るほど嬉しい。
(嬉しそうに食べる姿はこの時が最後になる)

6月8日月曜日

アイタの体調は相当悪く、呼吸も一段と苦しそうになる。

日曜日の夜は、チアノーゼが始まり舌も真っ白になったが、シリンジで流動食を食べ、ピンクの舌に戻る。

6月8日月曜日夜から

呼吸が苦しくなり酸素室にいても寝ていられず、ずっとお座りをしている。

酸素室にいても苦しいらしく、出てきて何度も呻き、抱っこして一緒に呻く。

6月9日火曜日

この日は、リモートワークしている息子の出社日。

息子を送り出し、アイタの食事を作っている最中に、アイタはヨタヨタ歩きながら玄関に行きお散歩をねだる。

慌てて、バギーを出しお散歩へ・・・

酸素室にいても苦しいほどの状況なのに、お散歩へ!

アイタが大好きな公園で、バギーの中で、深い呼吸を2回ほどして逝く。
12歳11か月。
最期の場所を自分の意志で決めた、カッコイイ生き様でした。

こんな風に、詳しくアイタの最後の三日間を書くのは初めてです。

6月1日に、アイタの事を書いたので、ご報告という形にしました。

我が家は今まで多頭飼いだったので、ワンコを亡くしても必ず別のワンコがいました。

5年前にスコティッシュテリアのモップを亡くした時から、アイタだけになりその時から、支えられていたのは私の方だったと思い知りました。

アイタが召された6月9日から暗闇のような時が流れ、15日から少しづつ仕事再開。

今日初めてオーブンを開き、アイタの為にソーダブレッドを焼きました。

今回のソーダブレッドは、いつもより全粒粉の量を多くして1:1。

ヨーグルトがたっぷり入ったソーダブレッドは、ワンコにも優しいパン。

重曹を使い発酵の必要もないので、簡単に作ることができます。

アイタの大好物でした。

暗闇から少しだけ抜け出せた気がします。

今日まで、壊れそうな私の心を支えてくれた友がいます。

感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ涙する日が続くと思いますが、自分の最期の場所を選んだ強い意志のアイタに負けないように、私も少しづつ頭を上げ前を向こうと思います。

看板犬アイタはこれからも看板犬として、ミントハウスと共に過ごします。

これからも、よろしくお願いいたします。

最後まで、読んでくださってありがとうございました。