笠井 理恵/Rie Kasai
株式会社ミントハウス 代表取締役
資格
食空間コーディネーター
ジュニアオリーブオイルソムリエ
卓育インストラクター
健康食育プランナー
こども成育インストラクター
こどものころは食事の時間が嫌いだった!
1962年2月23日生まれ
父が町内会の活動、少年野球の監督、ガーデニング、釣り、山菜採りなどアクティブだったので、子どもの頃から父と一緒に出掛けたりソフトボールをしたり・・・
週末はたくさんの人が集う家で育つ。
洋裁が得意で料理好きな母、家に集うお客様にも評判の自慢の母でした。
運転好きな姉に、陶器市や素敵なカップが並ぶ喫茶店に連れて行って貰った経験が、雑貨好きな原点。
食が細い私を心配して父が私のお皿におかずを運ぶようになり、それ以来食事の時間が嫌いになってしまう。
アンティークとの出逢い
1987年アンティークと共に暮らすことの素晴らしさ教えてくれたスージー・クーパーの作品との出逢い
初めて手にしたスージー・クーパーの1935年の作品 ドレスデンスプレイ(Dresden Spray)
この優しいフォームと色合いに心を奪われ・・・
写真は『クルーエット』と言い、塩・胡椒&マスタード入れの三つがセットされたもの。
今はほとんどが塩・胡椒のセットになり、あまり見かけないのが残念。
遠い昔は、必ずテーブルの上に置いたというこの『クルーエット』。
アンティークは、たくさんの人の想いが詰まって、ここまでやってきた!
長い時を経てたどり着いたモノやコトの良さを、感じる生活を送りたい!そして伝えたい!
現在は、アンティークのオンラインショップ運営、笑顔の食のコーディネーターとして活動!
2011年3月11日で変わった価値観そして離婚
「家を楽しむ」から「ていねいに暮らす」へ
家族が喜ぶ顔が生きがい!
子どもが学校へ行っている時間にケーキやお菓子、フラワーアレンジメントを習い暮らしを楽しむ日々。
2005年 息子の通う学校で開催されたテーブルコーディネート教室で、ひがしきよみ先生に出会う。
今まで習ったケーキやお菓子やフラワーアレンジメント全てが、パッチワークのようにテーブルの上で表現される世界に魅了され、ひがしきよみ先生からテーブルコーディネートを学び、後にアシスタントを務める。
ミントハウスを会社として設立する準備に入っていた2011年3月11日に、東日本大震災!
その時刻に新宿にいた私は、2時間半をかけ徒歩で帰宅し、テレビで知った津波の映像に身動きできなくなる。
翌日から始まる醜い食材の買い占めや売り切れ。
津波にのまれる映像が、頭から離れない日々。
アンティークやテディベアなど好きだったモノたちすべてが、この世の罪悪に感じるような気持ちに陥り、生活を楽しむなんて論外だと落ち込む。
笑ってはいけない、楽しんではいけない。
呪文のように唱える日々・・・
震災から約2か月経ったゴールデンウィークに初めて家族そろって昼食をし、美味しいと感じ、食を囲むことの大切さを感覚的に取り戻す。
家での生活を楽しむことから、一日一日をていねいに暮らすことこそが、一番大切なことと気づく。
2015年3月、価値観や生き方の相違、その他色々・・・あり、息子の大学卒業を機に、離婚し息子と愛犬と一緒に家を出る。
何も持たずに家を出たため、身一つでの再出発。
孤独を味わいながらも、たくさんの方に助けられ、新しい生活を始める。
そんな中で、
息子と囲む食卓、誰かと囲む食卓にたくさんの笑顔と力をもらい、
ていねいに暮らすことは、心が豊かになることも改めて感じることができました。
一人でも多くの方に、笑顔の食卓を広めたい!
人は食べたもので作られる
安心安全が前提の上での食を、伝えていきたい想いでいっぱいです。
現在も勉強中
フランスを始めヨーロッパ各地で学んだ経験を持つ宮本実香先生に、フランスのおもてなし料理を
歴史的背景を含めたイタリア料理を長本和子先生から学んでいます。
大人になっての学びの時間は、とても幸せに感じます。
MINT HOUSEのこれから
人生には
ゆっくり時間をかけられる時と
無我夢中で過ごす時があるように思います。
そのどちらの時でも必要なのは「笑顔」
ミントハウスは笑顔の食のコーディネーターとして、
寄り添う提案をしてまいります。
お問い合わせは、E-mail:info@minthouse.org