ミントハウス地方のオニユリの蕾はまだ硬く、開花はもう少し先の様子。
毎年、オニユリの開花と共に、スージー・クーパーのタイガーリリーを飾るのですが、今年は一足お先に飾りました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=820x10000:format=jpg/path/sf0f2ac3feb8cc864/image/ied638f64a04cf38e/version/1687676411/image.jpg)
タイガーリリー Tiger Lily は、1941年の厳しい戦争の時代の下で、描かれた作品。
そのせいか、他のスージー・クーパーのお花の世界とは少し異なった強さを感じます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=820x10000:format=jpg/path/sf0f2ac3feb8cc864/image/iea9dd595fb058d4b/version/1687693883/image.jpg)
遠い昔のこのプレートには、どんなものがのっていたのでしょうか。
プレート上の傷や擦れから、普通にお料理がのって、ナイフとフォークをあててお食事されていたのだと想像しています。
作られた頃のシーンを想像する時間もアンティークならではの、楽しみの一つです。
これ以上、プレートを傷つけたくないので、スイーツや飾りとして使いたいと思ってしまいます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=820x10000:format=jpg/path/sf0f2ac3feb8cc864/image/id2b6a530fd48fe36/version/1687676743/image.jpg)
ガーデニング好きだった父が庭にオニユリを育てていたので、身近な存在だったせいか、タイガーリリーに出会った瞬間にノックアウト!
力強く描かれたユリが、何かを訴えているように感じました。
ゴールデンウィーク頃から、身近な人とのお別れが続き、自身の気持ちも今までになく落ち、タイガーリリーに励まされたい!
そんな想いもあり、開花を待たずに飾りました。
ウクライナを一方的に攻めたロシアとの戦争が終わらない中、世界中の争いが終わるよう祈りも込めて・・・