今年(2023年)の【十三夜】は、10月27日。
【十五夜】は中国から伝わった風習ですが、【十三夜】は日本独自の風習。
稲の収穫時期を終える時期にも重なり、収穫に感謝しながらお月様を愛でて過ごす。
その昔、栗や豆をお供えしたことから『栗名月』や『豆名月』とも呼ぶ。
地域によっては、中秋の名月の後なので『後の月』や『小麦の名月』とも呼ばれたりもする。
かつては、【十五夜】も【十三夜】も月を愛で宴を催す風習だったので、どちらか一方のお月見だけをすることは『方見月』と言って、縁起の悪いものとされた。
こどもの頃から、両方のお月見をして育ったので、近頃【十三夜】が忘れ去られている気がして、ちょっぴり寂しい。
★十五夜についてはこちらから★
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※古くから伝わる行事や慣習は、諸説あります。こちらに載せているのは、その一部になります。