様々な伝説のあるスノートロップ
ヨーロッパに多く分布していることは確か!
数ある伝説の中で、私のお気に入りはキリスト教にまつわるもの。
エデンを追われたイヴが地上で初めて迎えた冬の日、野原の草花が無くなった一面の雪原に嘆いていた所に現れた天使が、イヴを慰めるために降っていた雪をスノードロップに変えたという。
「希望」と「慰め」の意味を持つとされて、花言葉の由来となる伝説。
カトリックでは、2月2日の聖燭祭(マリアの清めの祝日)に、スノードロップを祭壇に飾る。
ヨーロッパの修道院の庭は、現在でもスノードロップが観られる所がある。
スノーフレークと間違えられやすい!
スノードロップは雪の季節に咲き、スノーフレークは雪が終わる頃に咲き始める。
両方とも、可憐なお花。
スノードロップは、雪の中からヒョッコリも現れるような、10~15cm程の短い草丈。
スノーフレークの花びらの先は6枚に分かれ、緑の斑点が入っているので、出会った時にご覧になってみてくださいませ。
福寿草は・・・
お正月のお花として、父が毎年寄せ植えを作っていたので、思で深いお花。
「幸せを招く」「永久の幸福」という花言葉から、縁起が良くてお正月の寄せ植えになったのでしょう。
お正月が終わった後に顔を出してくる寄せ植えではない、庭の福寿草が大好きでした。
私にとっての春の使者は、和は福寿草。
洋はスノードロップ。
両方とも大好きなお花です。
あなたにとっての春の使者は、何ですか?