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シェリー窯について

シェリー窯の始まりは、スタッフォードでHenryWilemanとJohn King Knightと合資してKnight and Wileman(Foley Potterirs)社を設立して始まる。

その後、経営者の死や継承など再編を繰り返し、1910年にPercy Shelleyが唯一の経営者となり、Shelley/シェリー窯としてスタートしました。

シェリー窯の最盛期は1925~1940年、第二次世界大戦の前までです。

最盛期には、イギリス国内はもちろん、ヨーロッパ各地、カナダ、アメリカへ輸出され、オーストラリアやアメリカにも販売事務所があったほどです。

その影響もあり、現在でもシェリー・ファンは世界中にいます。

大戦後1946年にシェリー窯は再開されましたがその経営は上手くいかず、1966年に窯を閉め、Allied English potteriesに買収合併されました。

シェリー窯閉鎖の原因は、消費者の好みの変化についていけなかったと言われています。

スージー・クーパーの釜と同じ時代に同じような運命をたどることになります。

スージー窯は、スージー・クーパーという個人のデザインがその特徴で「売り」ですが、シェリー窯は数人のデザイナーがいて、それぞれの個性を生かして、いくつかのスタイルを「売り」にしています。

大きく分けると、二つのイメージに分かれると思います。

一つは、art deco(アール・デコ)。

曲線と直線の美しい組み合わせ、はっきりした色使いは、art decoの美しさを最大限に表現したものばかりです。

そしてもう一つは、優しい花や木々、風景のデザイン。

シェリーの描く植物は、まるで図鑑のように正確に描かれていて、花や木々、蝶もスケッチのようです。

繊細で華やかなデザインは、優雅なティータイムにぴったりです。