パティストリー&ブーランジェリージャパン2016

8月1・2・3日と、『パティストリー&ブーランジェリージャパン2016』に行ってまいりました。
ベーカリーや洋菓子店向けに行われる展示会です。
初日に行ったせいか、少し盛り上がりに欠ける印象を受けました。

誰でも簡単にシュガークラフトができるというコーナー。
デモも見ましたが、材料を合わせて粘土遊びのように簡単に、できます。
小さな規模で、人手が足りないお店には便利なのかもしれません。

パッケージのメーカーさんも、必死です!
バラエティーに富み、文房具屋さんみたいな世界にワクワクします。

何に的を絞って他店との差別化を図るのかは、そのお店の規模や立地条件、経済力で変わってきます。
出展する側も、来場する側も、真剣です。

以前は、ビジュアルがとても大切な要素だと考え、「先ずは見た目」という意識が強かったように思います。
食べるものは当たり前のことですが、「先ずは味と質」であり、ビジュアルを優先して安全性に欠ける材料を使い人工的な食べ物を作っても、意味がないと感じます。
食品添加物の規制が緩い日本においては、作り手の選択によって私達の口に入る物が大きく変わります。
知識を深めて作っていく道を探り、生き残る術を身につけなければいけない感じました。

今回は、『イタリア小麦とイタリア地方パンの特色について』というテーマのセミナーに参加しました。
次回は、そのことについてレポートします。